『個性』と『人と違う事をする』という事は違う。
『個性』を追い求めるあまり、
『人と違う事をする』ことばかりに目が向いている人が多く感じます。
『「個性」というのは、つくろうとしてつくれるものではない。
つくり手が本物を追及する過程で、もともとの人間性の違いが、技術や感性の違い、発想力の違いになってあらわれて、他とどうしようもなく違う部分が滲み出て、その必然の結果として生み出されてくるものだ。』
『「人と違うことをしよう」という発想は、「人と違うものがない」ことを自覚していることの裏返しでしかないのだ』
「田舎で見つけた腐る経済」文庫版 230P
田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 タルマーリー発、新しい働き方と暮らし (講談社+α文庫)
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最近、個性というものを追い求めすぎて
人と違うことをする事が強くなりすぎている様に感じます。
注目を集めたくて行き過ぎたYouTuberや、
SNSのイイね欲しさにバイトテロするような人とか。
個性という成果にばかり目がいき、
過程の大切さというものがあるように感じます。
その背景に「成功への嫉妬」もあるのではないか?
と思います。
成功は地位や名声など、
人との「量」を競うものです。
YouTubeやSNSのイイねも「量」を競っての結果です。
量を競う事をやめることが成功への嫉妬がなくなる唯一のことです。
そのためにはどうするべきか?
幸せの「質」を考えていくことです。
成功の量を競っているうちは幸せにはなれません。
上には上がいますから。
幸せはオリジナルなものです。
自分にとって何が幸せか人によって違うからです。
「何が好きか?」とも言えるかと思います。
そういった質を求めていった結果、幸せや個性が生まれるのだと思います。
成功を競うのをやめて、
幸せの質を考えていきませんか?
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